事故などで他の人に損害を与えてしまうと、賠償金額を支払わなければならず大きな負担になります。
補償してもらえる「個人賠償特約」をアクサダイレクトで活用したいと考えている方も多いでしょう。
しかしアクサダイレクトで個人賠償特約である「日常生活賠償責任保険特約」を利用するにあたって、以下のような疑問を感じるケースもあるのではないでしょうか。
お悩み
- アクサダイレクトで、個人賠償特約を使うメリットはあるの?
- アクサダイレクトで個人賠償特約を利用している人は、サービス内容に満足している?
- アクサダイレクトの個人賠償特約には、他社と比べての注意点がある?
そこでこの記事では、アクサダイレクトの個人賠償特約の特徴や、他社で提供されている同サービスとの内容の相違点、注意点などについて調べました。
先に結論を書くと、アクサダイレクトの個人賠償特約を自動車保険と合わせて申し込めば、家族全員に個人賠償特約をつけられてお得です。
ただし、ソニー損保の同サービスと比べると保険金上限が10分の1になるなど、注意点もあります。
この記事では、アクサダイレクトで個人賠償特約を申し込むメリットだけでなく、デメリットについてもしっかり触れているので、参考にして自分に合う個人賠償特約を探してください。
この記事では、アクサダイレクトの個人賠償特約に関して紹介しています。
「特約以外のことも知りたい!」「特徴を全体的に理解したい!」と思っている人は下記の記事も参考にしてください。生の口コミからわかるアクサダイレクトの正体を紹介しています。
【知らぬは危険!】評判や口コミから暴く「アクサダイレクト」の正体
爽やかイケメンの岡田将生さんが出演している「アクサダイレクト」 参照:アクサダイレクト CMで有名なだけでなく、日本を代表する自動車保険と言えます。 ただ実際に利用した人の口コミや評判を、下記のように ...
アクサダイレクトの個人賠償特約「日常生活賠償責任保険特約」とは?
アクサダイレクトの個人賠償特約は、「日常生活賠償責任保険特約」という名称です。
アクサ安心プラスへ加入すれば、もれなくセットで使えるので、別途追加料金などを払って申し込む必要はありません。
記名被保険者とその配偶者、同居親族、あるいは別居の未婚の子を対象にしていて、以下の2つに当てはまる事故の際に利用できます。
- 日常生活における偶然の事故
- 記名被保険者が住んでいる住宅の所有や使用、管理における偶然の事故
もしも事故で相手を死傷させたり、他人が持つ財物に損害を与えてしまったりしたりしたら、保険金を請求できるしくみです。
保険金額は最大3,000万円
アクサダイレクトの「日常生活賠償責任保険特約」で受け取れる保険金は、最大3,000万円です。
高額な保険金を受け取れるので、万が一大きな事故などで高額の損害が発生してしまっても、対処しやすいのがメリットと言えるでしょう。
示談交渉も含まれる
アクサダイレクトの「日常生活賠償責任保険特約」には、示談交渉も含まれます。
トラブル発生時に相手と交渉するのは、一人の場合するべきことがなかなかわからず、困ってしまうこともあるでしょう。
しかしアクサダイレクトなら、示談交渉をアクサダイレクトに行ってもらえるので、スムーズに交渉・手続きを進められます。
アクサダイレクトと、他社自動車保険の個人賠償特約を比較!
個人賠償特約はアクサダイレクト以外でも申し込めるので、他社と保険金額やメリット・デメリットを比べてみました。
保険会社 | 保険金額 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
アクサダイレクト | 最大3,000万円 | 家族全員を対象にできる | 上限金額が少ない |
ソニー損保 | 最大3億円 | 家族全員を対象にできる、保険金額が最大3億円で上限が大きい | 上限があり、無制限ではない |
三井住友海上 | 国内:無制限/海外:最大3億円 | 家族全員を対象にできる、自転車限定特約も存在、国内は無制限で保険金を請求可能 | なし |
チューリッヒ | 最大3,000万円、5,000万円、1億円(3つのプランでそれぞれ金額上限が異なる) | 家族全員を対象にできる、プランを3つの選択肢から自由に選べる | 金額に上限あり |
セゾン自動車火災保険 | 無制限 | 家族全員を対象にできる、保険金額の上限なし | なし |
各社で保険金額の上限や注意点が異なっていることが、ひょうを見ればすぐにわかります。
アクサダイレクトは、他社と比べると保険金額の上限が低めです。
より高額な保険金を必要とする場合は他社も要検討と言えるでしょう。
アクサダイレクトの自動車保険に魅力を感じていて、個人賠償特約はおまけとして利用できればOKなら、アクサダイレクトでの申し込みもおすすめです。
アクサダイレクトで、個人賠償特約を申し込む際の注意点
アクサダイレクトで個人賠償特約を申し込む際に知っておきたい注意点は、以下の3点です。
- 単独契約はできない
- 他の保険サービスとの、保証内容の重複に注意
- 自分が加害者のときに使えるサービス
それぞれ解説するので、チェックしておきましょう。
アクサ安心プラスに含まれる特約で、単独契約不可
アクサダイレクトの「日常生活賠償責任保険特約」は、アクサ安心プラスに含まれています。(標準でセットになっているので、別途申し込む必要なし)
自動車保険を契約せず、単体で申し込むことはできないので、ご注意ください。
既に他の保険サービスに加入している場合、補償内容が重複してしまうこともある
既に他社の保険サービスに加入している場合は、補償内容が重複してしまう可能性もあります。
現在加入している他の保険サービスがある場合は、同じようなサービスが利用可能になっていないか、確認しておきましょう。
自分が加害者の場合にのみ使える
アクサダイレクトの個人賠償特約は、自分が加害者になっている場合に適用できるものです。
自分が損害を受けてしまった場合に保険金を請求することはできません。
自分に損害を与えた相手が個人賠償特約に入っている場合は、相手が保険金を使って、損害を受けたこちら側へ賠償をすることとなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、アクサダイレクトの個人賠償特約「日常生活賠償責任保険特約」について解説しました。
標準付帯のサービスなので、余計な追加料金などなく利用できるため、アクサダイレクトを申し込む際は合わせて活用してみてはどうでしょうか。
ただし、他社の個人賠償特約と比べて保険金の上限が低いことには注意が必要です。