「東京海上グループの、い〜デザイン損保!」のCMで有名な「イーデザイン損保」
参照:イーデザイン損保
テレビCMの影響で有名なだけでなく、売上や契約件数なども日本を代表する自動車保険会社です。
ただ下記のように口コミや評判を気にする人も多いでしょう。
「イーデザイン損保」自体はおすすめできる良いサービスですが、保険代理店出身でファイナンシャルプランナーの筆者が、実際の利用者の口コミを徹底的に調べたところ注意すべき点があることがわかりました。
この記事では「イーデザイン損保」の正体と注意点、またその対処法を伝えますので参考にしてみてください。
目次
総評:「イーデザイン損保」は良い保険だがあなたにとってベストかはわからない
この記事はとても長くなってしまいましたので、最初にこの記事のまとめをシンプルに説明します。
「イーデザイン損保」は東京海上グループのサービスであり、日本で最も長い歴史がある保険と言えます。
そんな「イーデザイン損保」ダイレクト型(通販・ネット)保険であり、安さが特徴です。
また他のダイレクト型保険と比べた場合「1.事故時の対応 2.無事故割引プラン」が大きな特徴と言えます。
ただ、注意すべきなのはここ2年で顧客満足度が低下していることです。
実際の口コミで確認してみましたが、事故時や故障時のサポートは良い口コミばかり見つかりました。
ただ、ダイレクト型(通販・ネット)保険で安さが売りなのに「他の会社と比較したらイーデザイン損保は高かった!」という口コミが多く見られました。
自動車保険をやっとこさ更新完了。
①イーデザインから三井ダイレクトへ乗り換え
②車両保険ヤメた(保険金額が20~60万しか掛けれないし、お釈迦になっても走行距離的に天寿全うと割りきれる)
③保険料が22000円弱になった。昨年は49000円チョイ。— す (@damedamez) 2016年9月9日
他の会社と比べ保険料が高かったり、割引プランがいまいちなことが理由に直近満足度が下がっている可能性が高いです。
「ではイーデザイン損保より安い自動車保険を知りたい!」と思う人も多いでしょう。
驚く人も多いと思いますが「ここの会社が最も安いよ!」と自動車保険に関しては言い切れません。
理由は、人それぞれの状況が異なっており、かつ保険会社はそれぞれ複数のプランを提供しており、人それぞれベストなプランが異なるからです。
※上記表の中の「最適な会社」は、あくまでもイメージで実際と異なります。
ある人にとってはイーデザイン損保がベストだけど、他の人にとっては一番高くなる可能性があります。
ではどうすればあなたにとってのベストの自動車保険を見つけられるのでしょうか。
答えは簡単で、自動車保険の見積もりを複数とって比較することになります。
自動車保険は見積もりしないと、どこが安いのか言えないし、条件は人それぞれなので千差万別。自分の条件で見積もりしたら、値段だけなら次のようになった。(安い)イーデザイン>SBI損保>チューリッヒ>アクサダイレクト>三井ダイレクト>ソニー損保(高い)
— fieldragon (@fieldragon) 2012年2月15日
そんな自動車保険の見積もりを複数とるには「一括見積もりサイト」がオススメです。
簡単な情報を入力すれるだけで、20社以上の自動車保険会社からあなたにとってベストなプランが送られます。
また、全国の自動車保険会社が対象で、抜け漏れも心配ありません。
参照:保険スクエアbang! 自動車保険
無料で申請にも1分もかからないので、正直使わない理由はありません。
一括見積もりサイトを賢く利用して、後悔のない自動車保険選択をしましょう。
いかがでしたでしょうか?
歴史が深くサポートが良い「イーデザイン損保」はオススメできる自動車保険サービスと言えます。
ただ同時に、保険料においてあなたにとってベストとは言えないので、複数の見積もりをとって比較しましょう。
ではなぜ上記のような総評が言えるのか、本題として「イーデザイン損保」の概要・口コミ・注意点・対処法の詳細を説明します。
「イーデザイン損保」ってどんな会社?気になる正体
まずはじめに「イーデザイン損保」がどんな会社なのか、どんなサービスを展開しているのか、下記に分けて説明します。
イーデザイン損保の概要
- サービスモデル
- 会社の概要
- 他会社との比較
ではそれぞれみていきましょう。
「イーデザイン損保」は安さが売りのダイレクト型(通販・ネット)自動車保険
自動車保険は「ダイレクト型」か「代理店型」の2つの種類しかありません。
直接契約する「ダイレクト型」に対して、店舗やディーラーを通じた契約を「代理店型」と言います。
特徴としては代理店を挟まない「ダイレクト型」は安く、「代理店型」は対面で相談ができる特徴があります。
「ダイレクト型」は料金が安い、「代理店型」と会って話せる、と覚えましょう。
「それぞれでどんな会社があるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。下記に有名どころをまとめてみました。
ではダイレクト型の「イーデザイン損保」を運営しているのはどんな会社でしょう。
「イーデザイン損保」の運営会社は東京海上と深い関わりがある
「イーデザイン損保」はその名の通り、イーデザイン損保保険会社という会社が運営していますが、注目すべきは株主です。
参照:イーデザイン損保
会社の実験をもっているのは実質株主ですので、イーデザイン損保は「東京海上ホールディング」が運営しているといっても過言でもありません。
だからCMに「東京海上グループのイーデザイン損保」と言っているわけです。
東京海上グループは日本でもっとも古い歴史をもつ、保険会社ですので信頼できると言えるでしょう。
ここで「あれ?東京海上ってあの代理店の東京海上日動と一緒?」と疑問に思う人もいるでしょう。
実はイーデザイン損保も東京海上日動も同じ、東京海上ホールディングが株主になっています。
参照:東京海上ホールディング
だからと言って同じサービスを展開しているわけではなく、「イーデザイン損保」はダイレクト型、「東京海上日動」は代理店型の自動車保険を展開しており、全く異なった特徴をもっています。
ではそんな「イーデザイン損保」は他の自動車保険と比べた場合、どうなのでしょうか。
徹底比較!「イーデザイン損保」と他の自動車保険のサービス
「イーデザイン損保」のホームページをみると、下記のようの特徴を大々的に紹介しています。
参照:イーデザイン損保
ただ驚く人も多いとおもいますが、「保険料は走った分だけ」とか「24時間365日事故対応」とか、実は特別でもなんでもなく他の会社も同じようなサービスを展開しています。
そこでファイナンシャルプランナーで保険代理店勤務の筆者が、「イーデザイン損保」とその他の保険会社の詳細をひとつひとつ確認しました。
その上で見つけた「イーデザイン損保」ならではの2つの特徴を紹介します。
特徴1:「イーデザイン損保」は事故相手と直接話をしてくれる
人気女優の土屋太鳳さんが「では私が直接相手の方とお話しましょうか?」と対応しているCMを見たことがある人も多いでしょう。
「セコム」や「アルソック」と提携している自動車保険はよくありますが、「イーデザイン損保」はオペレーターが事故時の相手が直接話をしてくれます。
事故時との相手との話は大変なことですので、素晴らしいサービスと言えます。
特徴2:業界唯一の「無事故割引」を提供
「事故がなかった人が何ができる?」とこちらも大体的にアピールしているCMを見た人がいるとおもいます。
インターネット割引やゴールド免許割引、セカンドカー割引など各社様々な割引プランを提供していますが、事故がなかった人の保険料が割り引かれる「無事故割引」は「イーデザイン損保」のみが提供する割引プランです。
割引率は2%になり、継続割引と併用すれば割引率が上がってくサービスとなります。
参照:イーデザイン損保
ここ数年無事故の人は検討することをオススメできます。
ここまで「イーデザイン損保」の概要を紹介しました。
イーデザイン損保の概要
- 料金の安いダイレクト型(通販・ネット)保険
- 運営会社は東京海上グループであり信頼できる
- 2つの特徴:事故時の対応・業界唯一の無事故割引プラン
ここまでの説明で「イーデザイン損保はよいサービスだ!」と思う人もいるでしょう。
ただ「イーデザイン損保」でも注意しなければいけない点があります。
続いては「イーデザイン損保」を利用した人の満足度・口コミを参考に、注意点と対処法を紹介します。
「イーデザイン損保」の評判・口コミ
オリコンで自動車保険会社のランキングがわかりやすく整理されていたので、満足度を調査してみました。
2019年最新!「イーデザイン損保」の評判は5位
2019年最新版のオリコンを参考にすると、「イーデザイン損保」はなんと5位でした。
しかも過去5年のランキングの推移をまとめてみてわかったことは、2016年、2017年と1位だったにもかかわらず、2018年には4位、2019年には5位と下がっております。
数年前の満足度は1番高いと言えますが、直近のサービスや保険料には注意が必要と言えます。
ではこのような「イーデザイン損保」を利用した人の口コミを、重要な下記3つのポイントで見てみましょう。
3つのポイント
- 事故時のサポート
- 故障時のサポート(ロードサービス)
- 保険料金
※なお、このサイトでは自動車保険のホームページ上にある口コミを紹介しません。故意に選んでいるかもしれないからです。
この記事では利用者が生の感想がわかるTwitterを参考にします。
「イーデザイン損保」の事故時に関する口コミ・評判
でもイーデザイン損保の無料ロードサービスで解決できるみたい。この前のクソみたいな貰い事故の時の対応も完璧だったし、イーデザイン損保の自動車保険最高だわ。
— Fumy (@fmiyaaaa) 2016年11月16日
イーデザイン損保も良いです。
自損事故でしたが、ディーラーで見積もった金額丸々出ました。50万くらいかな。これは車両保険でしたが。これをもらい、新車購入資金にしました。そんな裏技もあるんですね
安いネット保険に切り替えて車両保険やいろいろ特約つけたら今と同じくらいの額になるかもです。— grasshopper (@eri_198) 2018年12月21日
自分の車を買って以来ずっとSBIだったんだけど、もらい事故をしたときの加害者が加入してたイーデザインが全く素晴らしい対応だったのでイーデザインに切り替えたのです
— y-miyama / karen (@karen_cradle) 2018年12月22日
やはり日本で一番長い歴史を持つ東京海上グループの「イーデザイン損保」なだけあり、事故時のサポートに関してとても良い口コミ・評判が多くみられました。
「イーデザイン損保」の故障時(ロードサービス)に関する口コミ・評判
バッテリー上がった!!焦る!!
でもイーデザイン本舗でロードサービス一年に一回は無料とのこと。知らんかった。マジで入っててよかった。
すぐ整備の人来てくれてめちゃ感じ良くて思わず自販機で爽健美茶差し入れ。
逆にいい気分になった。ピンチはチャンス^ ^
https://t.co/pWuFi7lX9H— 林田直樹 (@rindanaoki) 2018年7月21日
駐車しようと思ったらぼーっとしてて家の駐車スペースのすぐ脇の側溝に脱輪してしまって途方にくれてたら、加入しているイーデザイン損保のロードサービスに脱輪対応があって、脱出させてもらえたー!!!
もー今日みたいな停め方はしない!
ありがとうイーデザイン損保!
ありがとうブルーレッカー!— ぬるり (@meruri15) 2018年3月14日
おおー! 速攻でロードサービス到着!神様、仏様、イーデザイン損保様、ありがとうございました(*^^*) pic.twitter.com/M6yKfwnsUc
— カブ_okameinko (@kabu_okameinko) 2017年1月18日
故障時(ロードサービス)に関する口コミも良いものばかり見つかります。
事故時も故障時もサービスの内容は十分と言えるでしょう。
「イーデザイン損保」の保険料金に関する口コミ・評判
父の車で今契約しているイーデザイン損保は、新規も更新もネット手続きで1万円割引だけど。
何故か今年は保険料が4000円上がった。
補償と事故対応と価格のバランスが良いソニー・セゾン・チューリッヒよりも劣る内容で高いんじゃあ継続する理由が無い。
3社の中で一番安価なチューリッヒで契約。— 無免許 (@inume1213) 2019年2月16日
自動車保険の更新時期なので、各社の見積もりを取った結果は、保険料が高い方から、ソニー損保>おとなの自動車>チューリッヒ>イーデザイン>三井ダイレクト>アクサダイレクトの順になりました。
但し、車両保険を入れると、他の条件なども考慮してイーデザインが良いかな?って感じなんですよね。— ゆーし (@iwatephoto) 2018年9月16日
自動車保険をやっとこさ更新完了。
①イーデザインから三井ダイレクトへ乗り換え
②車両保険ヤメた(保険金額が20~60万しか掛けれないし、お釈迦になっても走行距離的に天寿全うと割りきれる)
③保険料が22000円弱になった。昨年は49000円チョイ。— す (@damedamez) 2016年9月9日
「イーデザイン損保」の保険料はダイレクト型なだけあり、「安い」「安くなった」などの口コミが見られました。
ただ驚くことに「他の保険と比べたら高い!」という口コミもよくみられました。
このように安いはずの「イーデザイン損保」が、他の会社と比べたら高いことが、直近の顧客満足度低下にも影響していると言えそうです。
「イーデザイン損保」の口コミ・評判からわかること
やはり日本で一番深い歴史のある「イーデザイン損保」は、事故や故障などのサポートはとても良いことがわかりました。
ただ保険料に関しては注意が必要です。
「料金が安い・安くなった」等の口コミも見られましたが、それ以上に「他の保険会社の方が安かった!」という口コミが見られます。
満足度が1位から5位に下がったのも他社と比べて保険料が高かったり、割引プランが充実していない可能性があることが要因のようです。
最後に、ではなぜ安いはずの「イーデザイン損保」の保険料が高いのか?また、誰もが気になるであろう自動車保険を安くする方法を説明します。
「イーデザイン損保」の料金が高い理由と保険料を下げる方法
ここまでの説明で「イーデザイン損保の保険料は、高い可能性があることがわかった。では一番安い会社は?」と疑問に持つ人も多いでしょう。
人それぞれベストな保険は異なる
実は、自動車保険に関しては「この会社が一番安い!」と言い切れません。
理由は、人それぞれの状況が異なり、しかも保険会社もそれぞれで複数のプランを提供しており、人によってベストな会社・プランが異なるからです。
※上記表の中の「例:最適な会社」は、イメージとして記載しておりますが、実際とは異なります。
ある人にとっては「イーデザイン損保」が一番安いが、あなたにとっては一番高くなる場合もあります。
ではどうすれば、あなたにとってベストな自動車保険を見つけることができるのでしょうか。
答えは単純で、自動車保険の見積もりを複数とり比較することです。
2020年03月時点ではこの方法以外ありません。実際にも下記のような口コミは見られます。
どの保険会社が自分の契約に一番最適なのかについては、それぞれの保険会社で見積もりをとってみる必要があるわね。
ほぼ同一の内容の契約でも驚くほど保険会社によって異なることが分かるわ。ただ、安くても外資系はさけるべきね。正直あまり良いうわさは聞かないわ。
— 灯(あかり)_自動車保険bot (@akari8671) 2019年3月10日
自動車保険は見積もりしないと、どこが安いのか言えないし、条件は人それぞれなので千差万別。自分の条件で見積もりしたら、値段だけなら次のようになった。(安い)イーデザイン>SBI損保>チューリッヒ>アクサダイレクト>三井ダイレクト>ソニー損保(高い)
— fieldragon (@fieldragon) 2012年2月15日
しかし一つ一つの保険会社に問い合わせをし、見積もりの依頼するのはオススメできません。
時間がとってもかかってしまいます。
複数の見積もりには「一括見積もりサイト」がオススメ
一括見積もりサイトとは、要望や特徴などのあなたの情報を入力するだけで、20社以上の自動車保険会社からあなたにベストなプランが送られます。
また、日本全国の自動車保険会社が対象であり、抜け漏れも心配ありません。
参照:保険スクエアbang! 自動車保険
無料で1分もあれば申請できまして、使わない理由は正直ありません。
賢く一括見積もりサイトを利用して、後悔のない自動車保険選択をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では「イーデザイン損保」の概要や口コミ・評判、注意点やその対処法を記載してきました。
「イーデザイン損保」は信頼できて、素晴らしい会社です。
ただ保険料という観点だと、あなたにとってベストかは言い切れません
自動車保険で後悔したくないなら、見積もりを複数とって比較するようにしましょう。