万一の事故にそなえて自動車保険を考えるとき、「チューリッヒ 」か「三井ダイレクト損保」どちらがよいか悩む人も多いでしょう。
両社ともよく広告でみかけるけど、いざというときにどんなサポートをしてくれるのかまでは分からないですよね。
参照:チューリッヒ
参照:三井ダイレクト損保
おおくの人が一度は名前を聞いたことがあると思いますが、どちらも信頼のおける自動車保険です。
だからこそ以下のように悩まれるひとも多いのでないでしょうか。
お悩み
- 「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」って似ている?どこが違う?
- 「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」実際に入るならオススメはどっち?
- どちらのほうが保険料やすくなるの?
今回は「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」のホームページにある情報にとどまらず、加入者の感想や口コミも参考にしながら徹底的に比較してみました。
実際に各社から見積もりも取り寄せました。
※実際に依頼した「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」の見積もりメール
繰り返しになりますが、両社とも充実した自動車保険を提供しています。
ただ調べれば調べるほど、両社の強みとする部分には大きな違いがあり、どの点でどちらをオススメできるかが見えてきます。
筆者の出した結論は以下の通りです。
- 迅速な事故対応&自分で指定した修理工場までのレッカーしやすさなら「チューリッヒ」
「じゃあ、事故のときすばやい対応もしてくれるし、自分で修理工場を指定したいなら "チューリッヒ" を選べばいいんだね!」
と思う人もいるでしょう。しかし、そのように結論づけるのはあまりに危険です。
自動車保険においては"保険料"も重要になり、また、面倒なことに保険料は「"チューリッヒ" が "三井" よりも安い!」など断言できないのです。
理由はシンプルで、契約者や車の特徴が人それぞれ千差万別で、しかも保険会社の強みもそれぞれ異なるため、人それぞれの保険料がおおきく異なるからです。
ちなみに、アクサだけでなく、SBIや三井ダイレクトも安かったよ。おとなの自動車保険はそこまで安くなかった。
— カレー・タン (@yosuke247) March 1, 2020
※「チューリッヒ」が安い口コミ
自動車保険更新の履歴
アクサ、ソニー損保、おとなの自動車保険
おとなの自動車保険は無保険車両の補償も無制限でかつ安かった。— kosakima (@kosakima) June 22, 2019
※「三井ダイレクト損保」が安い口コミ
自動車保険を"事故対応"や"アフターサービス"で選ぶのももちろん正解です。
ただ、"保険料"が2倍近く高くなってしまったら元も子もありません。
自動車保険は、どこが良いのか?
価格コム一括見積もり、安い順にチューリッヒ、アクサ、損保J、三井ダ、SBI
前2社は6万前後、残りは9万台なので、前2社のどちらかにする予定— hamalin (@hamalin) October 14, 2019
この記事では、「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」を徹底的に比較するだけでなく、どうすればあなたにとって最適かつ最安な自動車保険を、見つけられるかの方法も伝授します。
この記事を読み終わる頃にはあなたにとってベストな保険がわかるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
徹底比較!自動車保険を選ぶときの重要な 3つのポイント
この記事では、自動車保険を選ぶときに絶対に見るべき以下の3つのポイントで、「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」を徹底比較していきます。
3つの比較ポイント
- 事故対応は充実しているか?
- ロードサービスはすぐれているか?
- 保険料はやすいか?
業界でも特に上記3つのポイントが重要といわれている理由は、事故を起こしてしまったときの流れを考えるとシンプルです。
- 【事故対応】:事故を起こしてしまったとき保険会社がどこまで補償・サポートしてくれるのか
- 【ロードサービス】:事故車両の修理や引き取り、その他の車のトラブルをどこまで補償してくれるのか
- 【保険料】:事故対応・ロードサービスの補償に見合う保険料が設定されているのか
これら 3つのポイントごとに両社のサービスを徹底的に比較していきましょう。
ポイント1【事故対応】迅速対応の「チューリッヒ」がおすすめ
事故対応では「チューリッヒ」は "安心の対応" をアピールしており、
参照:チューリッヒ
「三井ダイレクト損保」も、高い満足度を武器に "安心の対応" をアピールしています。
参照:三井ダイレクト損保
両社とも非常によく似ていますね。これだけではどちらが良いか判断は難しいでしょう。
そこで、両社の事故対応を項目ごとにこまかく比較していきます。
事故対応においては「チューリッヒ」がより充実していると言えるでしょう。
事故対応の項目でとくに重要なのは「事故後の初期対応」と「訪問・面談サポート」、「被害事故(もらい事故)相談サポート」ですが、やはり万一の事故の際に1時間以内の迅速な初期対応を約束している「チューリッヒ」に軍配があがります。
当日中の事故対応をアピールしている会社は多いですが、1時間以内とまで明記しているダイレクト型自動車保険は「チューリッヒ」だけです(筆者調べ)。
チューリッヒの事故対応について、以下のような口コミも実際にみられます。
ソニー損保
対応は丁寧だったよ
事故→休日対応要員→担当要員→上司と本人の顔写真入りで手紙が郵送→終了後 折り鶴入りの手紙
こっちは保険使ってないのに仲介してくれたからね
対応要因が東京?神奈川だったけど
地方にはいないのか?
「あいおい」は支店があったみたいだけど— 半兵衛 (@Yamaha_Yamaha) 2019年3月7日
チューリッヒ指定にはなりますが、修理工場拠点が多いのも魅力ですね。
次は二つ目のポイントであるロードサービスについて、両社のサービスを比較していきます。
ポイント2【ロードサービス】サポート充実の「チューリッヒ」がおすすめ
ロードサービスについて「チューリッヒ」では自社サービスを業界最高レベルをアピールする一方、
参照:チューリッヒ
「三井ダイレクト損保」では '安心のロードサービス' をアピールしていました。
参照:三井ダイレクト損保
ロードサービスについても、どちらが優れているのか項目別に徹底比較しましょう。
今回は一目瞭然、ロードサービスも「チューリッヒ」に一票です。
ロードサービスにおいて重要な項目としては「サービス拠点数」や「無料レッカーサービス」、修理後の「引取費用」「帰宅・宿泊費用」といったサポートがあげられます。
その点、両社とも申し分ないサポートを提供してますが、落輪本数に制限がなかったり、修理工場を自分で指定するときにレッカー無料となる距離が 100km と非常に充実したりしている「チューリッヒ」に軍配があがりました。
「チューリッヒ」のロードサービスについては、実際に以下のような口コミもあります。
インロックしちまって外から開けれねぇwwwこんな時はチューリッヒのロードサービスだね!!燃料少なくてガス欠なっちゃう!って伝えたらハイオク10L持ってきてくれるらしい!全部無料で!!入ってよかったチューリッヒ!!!
— 桜山 (@rumion_spg) 2018年12月19日
事故対応はもちろんですが、修理後サービスを含めて車のトラブル全体に対して手厚いサポートがあるとより安心できますよね。
それではいよいよ、気になる両社の保険料を比較しましょう。
ポイント3【保険料】「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」どっちがやすい?
「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」のそれぞれで、以下の申し込み内容で見積もりをとりました。
結果、チューリッヒが26,050円安い結果となりました。
チューリッヒ | 三井ダイレクト損保 | |
見積もり金額 | 75,730円/年 | 97,780円/年 |
インターネット割引 | 14,000円 | 10,000円 |
実際の保険料 | 61,730円 | 87,780円 |
※三井ダイレクト損保ホームページから見積もりをとる場合、プランによっては「自転車賠償特約(年 2,110円)」がデフォルトでついているケースもあるので、不要な方は外すようにしてください。
「保険料が安いなら、チューリッヒを選ぼう!」と思う人もいるかもしれません。
あえて言います。その考え、間違いです。
あなたに最適な自動車保険をみつける方法
「チューリッヒ」がやすかったのはあくまでも筆者の状態であり、あなたの条件とは異なります。
下記のような口コミもみうけられるので、あなたの置かれている状況と必要な条件によって保険料は大きく変わることでしょう。
父親に頼まれてネットで自動車保険の見積もりしたけど面倒くさい。今のところ値段的には、 三井 < アクサ < チューリッヒ < 損保 < ソニー
— AKIRA737Rocket (@AKIRA737) 2016年7月7日
この記事を読んだあなたに、「チューリッヒや三井ダイレクト損保があなたにとって最適ではない可能性が高い」とあえて言わせてください。
人それぞれで所有車や免許の色、年齢などの条件が異なるだけでなく、保険会社が提供するプランも様々で、どのプランがぴったりかは文字どおり千差万別だからです。
アクサダイレクトやソニー損保があなたにとってベストである、ということも十分に考えられます。
「どうしたら自分にぴったりな自動車保険が選べるの?」と思う人もおおいでしょう。
答えは、保険見積もりを複数社とって横ならびにして直接比べること。
実際に「比較することで料金がとても安くなった!」などの口コミも多くみられます。
自動車保険は見積もりしないと、どこが安いのか言えないし、条件は人それぞれなので千差万別。自分の条件で見積もりしたら、値段だけなら次のようになった。(安い)イーデザイン>SBI損保>チューリッヒ>アクサダイレクト>三井ダイレクト>ソニー損保(高い)
— fieldragon (@fieldragon) 2012年2月15日
ではどのように複数の自動車保険を比較すればいいのでしょうか。
方法としては「一括見積もりサイト」が最適です。
「一括見積もりサイト」はあなたや車の状況に適した、各自動車保険のプランを一括に手に入れられるサイトです。
自動車保険の見積もりが下記のように一括で手に入り、あなたにとってのベストが一目でわかるようになります。
筆者の場合、アクサ(57,000円)→イーデザイン(61,000円)→SBI(77,000円)→おとなの自動車保険(82,000円)の結果になり、3万円近く保険料が安くなりました。
もちろん人それぞれ、車や免許証、年齢などが違い、最適な自動車保険が異なるため、上記のような結果にはならないでしょう。
無料で、3分もあれば完了し、結果、あなたの最適な自動車保険が見つかり、保険料が安くなるのでオススメします。
まとめ
いかがでしたか。
この記事では「チューリッヒ」と「三井ダイレクト損保」を下記3つのポイントで比較しました。
3つの比較ポイント
- 事故対応は充実しているか?
- ロードサービスはすぐれているか?
- 保険料はやすいか?
事故対応に関しては、万一の事故の際に1時間以内の迅速な初期対応を約束している「チューリッヒ」がおすすめと言えます。
ロードサービスに関しても、自分で指定した修理工場までの無料レッカー距離が長いなど、充実したサポートを提供していた「チューリッヒ」に軍配があがりました。
最も気になった保険料ですが、「チューリッヒ」や「三井ダイレクト損保」がそもそもあなたの状況にとって一番安い保険でない可能性がありそうですね。
自動車保険の保険料をしっかり考えたい人は、まず複数の自動車保険の見積もりを取得して実際に比較することからはじめましょう。
そろそろ自動車保険の更新なんで
大手サイトの一括見積もりを試してみました。見積もり依頼会社数:4社
(思ったよりも少なかった…)外資系2社
5分も待たず結果が送られてくる
しかも、今の保険料より数万円安い見積もり保険変えようかなぁ!?
— ガウ (@ookaminote123) March 23, 2020
複数の見積もりを手にいれるには一括見積もりサイトがおすすめです。
無料で、5分もあれば申請が完了し、あとは各社の見積もりが送られてくるのを待てばいいだけです。
保険料を下げたい人は必ず利用した方が良いと言えます。