原付バイクに乗っているときの事故の対策として、おとなの自動車保険でバイク・ファミリーバイク特約を申し込みたいと考えている方も少なくないでしょう。
しかし申し込むにあたり、以下のような心配がある方も多いのではないでしょうか。
悩み・心配
- おとなの自動車保険のファミリーバイク特約の内容は?
- 普通のバイク保険とファミリーバイク特約には、違いがある?
- 他社と比べてのメリットは何?
そこで今回は、おとなの自動車保険で申し込めるファミリーバイク特約の内容や他社との比較を行いました。
結論から言うと、原付バイクを持っているなら、自動車保険と合わせてファミリーバイク特約を申し込んでおくのがおすすめです。
ただし、おとなの自動車保険のファミリーバイク特約には2種類あるので、どちらを申し込むかしっかり確認しておくことが重要です。
この記事を読み終えれば、ファミリーバイク特約を申し込むべきかしっかり判断できるようになるので、参考にしてください。
目次
おとなの自動車保険で申し込める、ファミリーバイク特約の内容は?
おとなの自動車保険におけるファミリーバイク特約は、自動車保険のオプションで提供されています。
バイク保険とは異なるので、ご注意ください。
まずは特約の概要や、バイク保険とどう違うのかをチェックしてみましょう。
ファミリーバイク特約の対象者・対象のバイク
ファミリーバイク特約の対象者は、以下の4種類に当てはまる人です。
- 記名被保険者
- 記名被保険者の配偶者
- 記名被保険者や配偶者の同居する親族
- 記名被保険者や配偶者の、別居している未婚の子
つまり家族も保険対象なので、自分が乗らなくても家族が原付バイクに乗るならファミリーバイク特約を付けておくと良いでしょう。
そしてバイクは原付バイクで、定義は「125cc以下の二輪車」または「50cc以下の三輪以上の車」と設定されています。
借りたバイクも補償対象なので、自宅に自分のバイクがなくても借りて乗る機会があるなら入っておくと安心でしょう。
ファミリーバイク特約の特徴|タイプが2種類ある
おとなの自動車保険でファミリーバイク特約を利用すれば、原付バイクで事故が発生し、相手や自分が損害を受けた際に保険金を請求可能です。
補償は対人事故と対物事故の両方に対応しているので、怪我をしたり、ものを壊してしまったりしたときに活用できます。
ただし、対物補償に自身のバイクは含まれないので、事故の結果使っていた原付バイクが壊れた際は自分で修理代を出さなければいけません。
そしておとなの自動車保険の特徴として、自動車保険の加入内容によって選べる特約のタイプが変わることが挙げられます。
自動車保険に人身傷害をセットしていない場合は、「ファミリーバイク特約(自損)」のみを申し込めます。
ファミリーバイク特約(自損)では対人、対物賠償と、自損事故の傷害補償を受けることが可能です。
しかしファミリーバイク特約(自損)では、自分にも相手にも責任がある人身傷害に対する万全な補償を受けられません。
基本的に相手が加入している保険から賠償されるものの、自分にも責任がある場合に負担が必要となる部分に対しては、おとなの自動車保険から保険金を出してもらえないのです。
相手と自分に責任がある場合にしっかり補償を受けたい場合は、自動車保険に人身傷害をセットしつつ、「ファミリーバイク特約(人身)」に加入する必要があります。
ファミリーバイク特約(人身)は、損害額をしっかり補償してくれる
ファミリーバイク特約(自損)は、自身のケガ(相手がいない事故・自分の責任割合100%の相手がいる事故)に対して定額の保険金が支払われます。
なお定額は以下のとおりです。
支払われる保険金(1名あたり) | |
---|---|
死亡 | 1,500万円 |
後遺障害 | 50万~1,800万円 |
重度後遺障害 | 入院時1日6,000円、通院時1日4,000円、1回の事故につき100万円が限度 |
一方ファミリーバイク特約(人身)では、実際の損害額を人身傷害の保険金額の範囲内でしっかり補償してもらえるので、定額の範囲内を超える損害が出てしまっても対処可能です。
注意!バイク保険とファミリーバイク特約は異なる
ファミリーバイク保険はあくまで原付バイク向けの補償で、もっと大きなバイクへは付けられません。
中型バイクなど、原付バイク以外に乗っている方は、バイク保険に加入する必要があります。
そしておとなの自動車保険では、ファミリーバイク特約と別にバイク保険が用意されていません。
バイク保険に加入する必要がある場合は、セゾン自動車火災保険など、他の保険会社で申し込みを行いましょう。
おとなの自動車保険のファミリーバイク保険は、他社より優れている?
おとなの自動車保険ではファミリーバイク特約が展開されていますが、他社でも同様に広く展開されています。
他社とおとなの自動車保険における、ファミリーバイク特約(保険)の違いを比べてみました。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
アクサダイレクト | 自分と相手、どちらの損害にも対応可能で、家族も申し込み対象 | 中型バイク以上は申し込み不可、修理費用は保障してもらえない |
ソニー損保 | ||
三井住友海上 | ||
そんぽ24 | ||
イーデザイン損保 | ||
おとなの自動車保険 |
見てのとおり、どれも概ね同じです。
つまり保険選びの際は他の項目を元に申込先を決めて、合わせてファミリーバイク特約を申し込むのが良いでしょう。
ただし三井住友海上、ソニー損保、おとなの自動車保険は、人身傷害の万全な補償を受けたい場合は対応するタイプを選ぶ必要があることにご注意ください。
おとなの自動車保険でファミリーバイク特約を申し込んだ人の口コミや評判をチェック!
おとなの自動車保険で、ファミリーバイク特約を申し込んだ人の賛否の声をチェックしてみました。
全体的に、保険料に関する声が大多数を占めていて、サービスを使った事に関する記述は見当たりませんでした。
車の保険決めました。大人の自動車保険です。
継続にはなるのですが、ファミリーバイク特約入れて32000円強だったので決めちゃいました。
保険屋も丸儲けですね(;^_^A— メノス@8月いっぱい夏休み (@menosu215) March 2, 2019
1つ目の口コミでは、自動車保険と合わせて保険料に納得し、おとなの自動車保険でファミリーバイク特約を申し込んだと語られています。
「おとなの自動車保険」安いと聞いて、見積もってみたら、確かに安かった。が、しかし、ファミリーバイク特約を付けると一気に高くなってしまい。今回は見送りました。残念。
— HY✈️ (@gucchigucchi) October 29, 2016
2つ目の口コミでは、ファミリーバイク特約をつけることで保険料が高くなってしまうと語られています。
同様の声が複数見受けられたので、保険料が心配な場合は他社としっかり見積もり結果を比較してみるのがおすすめです。
まとめ
おとなの自動車保険では、ファミリーバイク特約を利用し、原付バイクを補償対象にできます。
特約には2種類あり、自分にも相手にも責任がある事故の補償を受けるには、自動車保険で人身傷害をセットしつつ、ファミリーバイク特約(人身)の申し込みが必要なことにご注意ください。