SBI損保 チューリッヒ

事故対応の「チューリッヒ」とロードサービス「SBI損保」を比較してみた!

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万一の事故にそなえるための自動車保険。ネットでかんたんに申し込みができる「チューリッヒ 」か「SBI 損保」、どちらにすべきか悩まれる方も多いと思います。

両社とも広告でよくみかけますが、正直 CM だけではどちらの保険のほうが自分にあっているのかわからないですよね。

参照:チューリッヒ

参照:SBI 損保

前提として、どちらも非常に優れた自動車保険を提供していると言って良いでしょう。

だからこそ、以下のような悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

お悩み

  • 「チューリッヒ」と「SBI 損保」って何が違うの?
  • 「チューリッヒ」と「SBI 損保」どちらのほうがオススメ?
  • 正直どっちの保険料がやすいの?

本記事では「チューリッヒ」と「SBI 損保」の公式情報だけではなく、実際の加入者の評価や口コミを参考に、それでもわからない部分は直接コールセンターに聞いて、徹底的に比較していきます。

各社から実際に見積もりも取り寄せました。

※実際に依頼した「チューリッヒ」と「SBI 損保」の見積もりメール

前提として、両社ともすぐれた自動車保険を提供しているといって良いでしょう。

しかしこまかいところまで一つひとつ比較してみると、両社の強みとする部分には明確な違いがあることに気づきます。

筆者の出した結論は以下の通りです。

  • 迅速な事故対応&自分で指定した修理工場までのレッカーしやすさなら「チューリッヒ」

「じゃあ、事故のときすばやい対応もしてくれるし、自分で修理工場を指定したいなら "チューリッヒ" を選べばいいんだね!」

と思う人もいるでしょう。しかし、そのように結論づけるのはあまりに危険です。

自動車保険においては"保険料"も重要になり、また、面倒なことに保険料は「"チューリッヒ" が "SBI" よりも安い!」など断言できないのです。

理由はシンプルで、契約者や車の特徴が人それぞれ千差万別で、しかも保険会社の強みもそれぞれ異なるため、人それぞれの保険料がおおきく異なるからです。

※「チューリッヒ 」が安い口コミ

※「SBI 損保」が安い口コミ

自動車保険を"事故対応"や"アフターサービス"で選ぶのももちろん正解です。

ただ、"保険料"が2倍近く高くなってしまったら元も子もありません。

この記事では、「チューリッヒ」と「SBI 損保」を徹底的に比較するだけでなく、どうすればあなたにとって最適かつ最安な自動車保険を、見つけられるかの方法も伝授します。

この記事を読み終わる頃にはあなたにとってベストな保険がわかるようになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

徹底比較!自動車保険を選ぶときの重要な 3つのポイント

この記事では、自動車保険を比べるときに特に重要な以下の3つのポイントから「チューリッヒ」と「SBI 損保」を徹底的に比較していきます。

3つの比較ポイント

  • 事故対応は安心できるのはどちらか
  • ロードサービスは充実しているのはどちらか
  • 保険料がやすいのはどちらか

業界でも特に上記3つのポイントが重要といわれている理由は、事故を起こしてしまったときの流れを考えるとシンプルです。

  • 【事故対応】:事故を起こしてしまったとき保険会社がどこまで補償・サポートしてくれるのか
  • 【ロードサービス】:事故車両の修理や引き取り、その他の車のトラブルをどこまで補償してくれるのか
  • 【保険料】:事故対応・ロードサービスの補償に見合う保険料が設定されているのか

これら 3つのポイントごとに両社のサービスを徹底的に比較していきましょう。

 

ポイント1【事故対応】迅速な事故対応の「チューリッヒ」がおすすめ

事故対応において「チューリッヒ」は "安心の対応" をアピールしていて、

参照:チューリッヒ

 

「SBI 損保」も同様に "安心の対応" をアピールしてます。

参照:SBI 損保

ただこれでは正直、どちらがどのような事故対応をしてくれるのか判断できません。

実際どこまで対応してくれるのか、項目ごとにこまかく比較した結果をまとめてみました。

+ クリック:上記の図が見にくい場合

チューリッヒSBI 損保
事故受付24時間365日24時間365日
事故後の初期対応時間20時までに受け付けた場合、1時間以内に専任担当者などが連絡平日は19時まで、土日休日は17時までに受け付けた場合、当日中に初期対応
警備員現場急行サービス
指定修理工場○(1,400カ所以上)○(約800カ所)
被害事故相談サポート
訪問・面談サポート
事故経過対応報告
弁護士によるサポート

事故対応においては「チューリッヒ」がより充実していると言えるでしょう。

事故対応の項目でとくに重要なのは「事故後の初期対応」と「訪問・面談サポート」、「被害事故(もらい事故)相談サポート」ですが、やはり万一の事故の際に1時間以内の迅速な初期対応を約束している「チューリッヒ」に軍配があがります。

当日中の事故対応をアピールしている会社は多いですが、1時間以内とまで明記しているダイレクト型自動車保険は「チューリッヒ」だけです(筆者調べ)。

チューリッヒの事故対応について、以下のような口コミも実際にみられます。

チューリッヒ指定にはなりますが、修理工場拠点が多いのも魅力ですね。

次は二つ目のポイントであるロードサービスについて、両社のサービスを比較していきます。

ポイント2【ロードサービス】充実サポートの「チューリッヒ」がおすすめ

ロードサービスについて「チューリッヒ」では自社サービスを業界最高レベルをアピールする一方、

参照:チューリッヒ

「SBI 損保」でもロードサービス拠点数を武器に業界最高水準をアピールしていました。

参照:SBI 損保

 

事故対応と同じようにロードサービスについても、どちらがより充実したサポートを提供しているのか徹底的に比較してみましょう。

+ クリック:上記の図が見にくい場合

チューリッヒSBI 損保
サービス拠点数9,500カ所10,000カ所
燃料補給作業1年目から燃料10リットルまで無料1年目から燃料10リットルまで無料
落輪引き上げ落輪タイヤ本数に制限なし。クレーン作業は無料対象外3本落輪まで無料。クレーン作業は無料対象外
無料レッカーサービス保険会社が指定する工場は距離制限なし。工場を指定する場合は100㎞まで無料保険会社が指定する工場は距離制限なし。指定する場合は50㎞まで無料
修理後引取費用引き取りに必要な片道分の交通費全額(1名分)引き取りに必要な片道分の交通費全額(1名分)
帰宅費用サービス搭乗者全員の交通費 / レンタカーの場合: 契約車両と同等クラス24時間無料搭乗者全員の交通費 / レンタカーの場合: 契約車両と同等クラス24時間無料
宿泊費用サービス搭乗者全員分の宿泊費を1泊まで1泊15,000円/人まで
ペットの宿泊費用ペットの宿泊費1泊分 + 1万円を上限に、同伴していないペットの宿泊費、ペットシッター費の延長分プレミアム限定サービス

どちらも充実したサービスですが、こちらも「チューリッヒ」に一票です。

ロードサービスにおいて重要な項目としては「サービス拠点数」や「無料レッカーサービス」、修理後の「引取費用」「帰宅・宿泊費用」といったサポートがあげられます。

その点、両社とも申し分ないサポートを提供してますが、落輪本数に制限がなかったり、修理工場を自分で指定するときにレッカー無料となる距離が 100km と非常に充実したりしている「チューリッヒ」に軍配があがりました。

「チューリッヒ」のロードサービスについては、実際に以下のような口コミもあります。

事故対応はもちろんですが、修理後サービスを含めて車のトラブル全体に対して手厚いサポートがあるとより安心できますよね。

それではいよいよ、気になる両社の保険料を比較しましょう。

ポイント3【保険料】「チューリッヒ」と「SBI 損保」どっちがやすい?

「チューリッヒ」と「SBI 損保」で、以下の条件で保険料の見積もりをとりました。

+ クリック:申し込み内容

契約情報申し込み内容
契約について初めて加入
記名被保険者の性別男性
運転者年齢条件30歳以上補償(SBI損保は26歳以上)
運転者の範囲本人・配偶者限定
用途日常・レジャー
年間予想最大走行距離5,000~10,000km
免許証の色ブルー
対人賠償保険無制限
対物賠償保険無制限
人身傷害補償保険5,000万円
搭乗者傷害保険1,000万円
車両保険あり
対物全損時修理差額費用補償特約          なし
その他特約なし                

結果、チューリッヒが33,350円安い結果となりました。

チューリッヒSBI 損保
見積もり金額75,730円/年105,080円/年
インターネット割引14,000円10,000円
実際の保険料61,730円95,080円

※SBI 損保ホームページから見積もりをとる場合、プランによっては「自転車事故保証特約(年 3,650円)」がデフォルトでついているケースもあるので、不要な方は外すようにしてください。

「よし、チューリッヒのほうがやすいならこっちにしよう!」という方もいるかと思います。

あえていいますが、その考え、間違いです。

 

あなたに最適な自動車保険をみつける方法

理由はシンプルで、「チューリッヒ」のほうがやすかったのはあくまでも筆者の状態であり、条件が一つ変わるたび、見積もり保険料も変わるからです。

下記のような口コミもみうけられるので、やはり条件によって保険料は変わることでしょう。

お伝えしたいことは、「チューリッヒや SBI 損保だけがあなたにとって最適ではない可能性が高い」ということです。

というのも、所有車や免許の色、年齢などの条件が人によって異なりますし、保険会社が提供するプランも見てきたとおりバラバラなので、どの保険があなたにぴったりなのかは実際に見積もりをとってみないとわからないからです。

アクサダイレクトや SBI 損保があなたにとってベストである、ということも十分にありえます。

「結局、自分にぴったりの自動車保険はどうやって選んだらいいの?」と思う人もおおいと思います。

答えはシンプルで、保険見積もりを複数社とって直接比べてみること、これに限ります。

実際に「比較することで料金がとても安くなった!」などの口コミも多くみられます。

ではどのように複数の自動車保険を比較すればいいのでしょうか。

方法としては「一括見積もりサイト」が最適です。

「一括見積もりサイト」はあなたや車の状況に適した、各自動車保険のプランを一括に手に入れられるサイトです。

自動車保険の見積もりが下記のように一括で手に入り、あなたにとってのベストが一目でわかるようになります。

筆者の場合、アクサ(57,000円)→イーデザイン(61,000円)→SBI(77,000円)→おとなの自動車保険(82,000円)の結果になり、3万円近く保険料が安くなりました。

もちろん人それぞれ、車や免許証、年齢などが違い、最適な自動車保険が異なるため、上記のような結果にはならないでしょう。

無料で、3分もあれば完了し、結果、あなたの最適な自動車保険が見つかり、保険料が安くなるのでオススメします。

まとめ

いかがでしたか。

この記事では「チューリッヒ」と「SBI 損保」を下記3つのポイントで比較しました。

3つの比較ポイント

  • 「チューリッヒ」と「SBI 損保」って何が違うの?
  • 「チューリッヒ」と「SBI 損保」どちらのほうがオススメ?
  • 正直どっちの保険料がやすいの?

事故対応に関しては、万一の事故の際に1時間以内の迅速な初期対応を約束している「チューリッヒ」がおすすめと言えます。

ロードサービスに関しても、自分で指定した修理工場までの無料レッカー距離が長いなど、充実したサポートを提供していた「チューリッヒ」に軍配があがりました。

気になる保険料でしたが、そもそも「チューリッヒ」や「SBI 損保」があなたにとってもっとも安いというわけではない可能性が高いです。

自動車保険の保険料をしっかり考えたい人は、まず複数の自動車保険の見積もりを取得して実際に比較することからはじめてみてはいかがでしょうか。

複数の見積もりを手にいれるには一括見積もりサイトがおすすめです。

無料で、5分もあれば申請が完了し、あとは各社の見積もりが送られてくるのを待てばいいだけです。

保険料を下げたい人は必ず利用した方が良いと言えます。

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